Workshop
畑で土に触れる喜び、
ものをつくる楽しさを体験しませんか?
neemでは葉山和綿の種まきから収穫、とれた綿で綿繰り、糸紡ぎ、草木染め、和綿のリースづくりなどの草あそびのワークショップを季節の移ろいに合わせて企画しています。一粒の種から綿に糸に、生地に、製品になるまでのストーリーを一緒に体験してみませんか?果てしなく手間のかかることかもしれません。でも、そうやってできたものはきっと自然と繋がっている、自分だけの愛着のあるものとなるでしょう。今後neemでは先生をお呼びして織物のワークショップも企画したいと思っています。随時ワークショップの参加募集をupします。ホームページをご確認いただき、ご興味ある方は是非ご参加ください。
News&Topics
開催予定の
ワークショップと記録
手仕事で綿から布ができるまで
01. 綿繰り
手摘みした葉山和綿は2、3日天日干しにして乾かします。よく乾いた綿を綿繰り機という道具で種と綿に分けます。この作業を綿繰りといいます。
02. 整糸
種と分けた綿はハンドカーダーというブラシのような道具で、綿をほぐし繊維を整えていきます。整えた綿を細い棒で丸め、筒のような形にします。その筒状の綿をしのといいます。
03. 糸紡ぎ
neemではタクリというインドのスピンドルを使って糸を紡ぎます。先につくったしのにタクリを引っかけてくるくると同一方向に回します。回すと同時に引いていきます。すると元々撚れている綿の繊維が更にまとまり撚れて一本の糸になって繋がっていきます。他糸紡ぎの道具はガンジーが非暴力運動で使ったチャルカ、スピニングウィール、糸車などがあります。
04. 手織り
紡いだ糸を経糸になるように長さを測って必要な本数分整経台に巻きつけ、枷にします。(整経)縦糸を織る幅に合わせてバックビームに巻き取ります。縦糸を織り機の前方に持っていき綜絖に糸を一本ずつ通します。その後おさ通しでおさに縦糸を一目ずつ通します。端の糸をフロントビームにそれぞれ結びつけ織り機に縦糸を貼ります。横糸を巻きつけた杼を縦糸の間に入れておさで押しつけ織ります。
ものをつくる喜びを
体験しよう。
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種蒔き
大人も子どももみんなで一斉に和綿の種蒔き。土のなかの種のおき方を学校で習ったばかりの4年生が幼稚園の子どもや大人にも教えてあげます。ランチは友達の絶品カレーをその場で仕上げていただきました。
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よもぎ染め
親子で着れるペアのトップスをneemにて制作し、ワークショップではよもぎ染めと西表から届いたマングローブの染料とタイダイにして掛け合わせました。媒染もアルミと鉄媒染で思い思いの色の組み合わせに仕上がりました。
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野菜の植え付け
2〜3月に一度、東京から自然農の先生をお呼びして講習会をします。水をやらなくても耕さなくてもいい畑を目指して土づくりのやり方から学びます。この時はオクラやピーマンなどの夏野菜を植え付けました。
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桜染め
逗子の蘆花公園にて桜の花が咲く少し前、春分の日に参加者のみんなでピクニックがてら桜の小枝を拾い、富士山を望む素敵な空間のestestestにてその小枝を煮出し桜染めをしました。
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収穫と糸紡ぎ
葉山和綿の収穫。ふわふわ可愛い綿の実がいっぱいなりました。みんなで畑に集合して収穫をした後、その綿を綿繰りしてスピンドルで糸紡ぎを体験します。コツを掴むと無心になれて楽しい作業です。
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和綿のリース
葉山和綿を使ってクリスマスリースを作りました。古民家カフェのcafeteroさんにて美味しいコスタリカコーヒーをいただきながらグリーンの香りに包まれてとても至福でクリエイティブな時間でした。