neem natural products

© neem Natural Products

neem natural products

About

Hayama Wamen & Herbs
from the neem farm

⼈に、地球に、やさしいものづくり、
未来へ届ける、⼦どもたちへのギフト

neemは南葉山と呼ばれる神奈川県葉山町と隣接する長者ヶ崎にある畑です。仲間と地域の方と一緒に開墾や土づくりから始めて「葉山和綿」を育てています。農薬や化学肥料を使わずに、植物性の肥料だけを使った自然農で、和綿と草木染めの染料となるハーブを育てています。現在和綿は6種類。ハーブは藍、月桃、カレンデュラ、レモングラス、ホーリーバジル、フラックスを植えています。このように作られた「葉山和綿」を使った生地と「肌に触れて気持ちのいいもの」をコンセプトに、レディスのアンダーウエアやベビーグッズなどを制作します。

Origin of Neem

neemの由来

neemはインドセンダンの木の英名です。インドでは、neemは「村の薬局」と呼ばれており、その枝は歯ブラシ替わりに使われたり、数千年前から胃薬、虫除けなど民間の治療薬として広く使われてきました。種子から抽出した液には抗菌防虫効果があり、アーユルヴェーダといわれる伝承医学でも重要な植物です。私達の畑も、「村の薬局」のような存在になれたらという想いからneemと名付けました。

私たちが大切にしていること

Creativity in Nature

自然の循環のなかの手仕事、
ものづくり

きっかけは石垣昭子さん 私が葉⼭の地で和綿を育てたい、染料となる薬草、有機ハーブを育てたいと思ったのは、尊敬する染織家の背中があったからです。 ⻄表島に住む染織家の⽯垣昭⼦さんです。 ⽯垣昭⼦さんは、マングローブ林のある汽⽔域の海⽔のなかで草⽊染めをした布を洗って、⾊どめをします。それを海ざらしといいます。そしてマングローブの植林をします。マングローブは海の⽔を浄化させる作⽤があります。彼⼥が染⾊で使⽤するもの全ては⾃然のもので、布から洗いおとされるものは海⽔の微⽣物の餌になって、⾃然に還ります。微⽣物は⼩さな⿂に⾷べられ、⼩さな⿂はマングローブの茂みを住処とします。

在り方を考える 彼⼥の⼿仕事はまさに⾃然の循環の中にあり、その⾃然の掟の中に⾃分の⼿仕事があるといえます。
彼⼥の在り⽅によって、私もいつか⾃分の住む場所で⾃然の循環の中に⾃分の仕事を成り⽴たせたいと思うようになりました。

Gift for the children

子どもたちへのギフト「地球」

スローファッション neemは⽇本の綿の⾃給率0%から⼀歩を踏み出す活動をします。
⾐⾷住の⼀番はじめの「⾐」の原料が、いま⾒えないほど遠くにあります。誰がどのようにして、布は、糸は、綿は、つくられているのでしょうか。その多くは、遠い外国の単⼀栽培の農場で、⼤量の農薬を使ってつくられています。また、⼦どもたちの労働搾取や新疆の強制労働といった⼈権問題もあります。さらに、ファストファッションにより、⼤量の服が⽣産され、⼤量の廃棄物が産出されている現状もあります。ファッション産業は多くの環境問題、⼈権問題を抱えているのです。

シンプルで上質。環境にも人にもやさしいプロダクト 昭和初期頃まで、ここ⽇本でも綿畑は⾄るところで⾒られ、着物の原料として使われていたり、お布団の綿に使われていたそうです。つい⼀昔前までは、⾃分達の⾷べるものも着る物も、⾃分達の⾝のまわりにありました。もし、その頃のように⾐も⾃分達のまわりで、⾃分達の必要なものを育て作ることができたら、いまある休耕地を活⽤してそのようなシステムが創れたら、もっとシンプルで環境にも⼈にもやさしい⾐ができるのではないでしょうか。また、そういった活動を地域の⼈達と共にすることで、地域に⼿仕事を⽣み、共⽣、循環するコミュニティができたら、と願っています。